COMMENT COMMENT

なんじゃこりゃ!面白かったー!
「HOUSE」×「リリィシュシュのすべて」×「スタンドバイミー」みたいなトンデモ映画。
つまりは誰かの人生を変えちゃう程の魔法を持ったマジカルムービー。
勇気もらいました!

― 上田慎一郎(映画監督)

3人の少年と1人の少女の奇妙なアンサンブル。
両親を亡くし感情を失ってしまった彼らから零れ出る静かな感情が観るものの心を掴んで離さない―
観終えた後には未だ体験したことのない不可思議な感覚に包み込まれていることに気づくだろう。
長久監督待望の初長編作品は我々の期待を遥かに超えてきた!

― 三浦理高(キネマ旬報 編集長)

おもちゃ箱をひっくり返したような世界観。だいぶ邪悪で繊細で面倒臭くて脳にこびりつく。これだから子供って。

― 大九明子(映画監督)

人間は孤独だ。この奇想天外な物語は死の香りを伴いつつ、少年少女も同じなのだと悟らせる。だが奇抜な映像に騙されるな!これは人生讃歌なのだから。

― 松崎健夫(映画評論家)

好きとか嫌いとか判断する前に、異次元レベルの「引力」に吸い寄せられる。これって、新しい才能に出会った時の感覚だ! 映像もドラマも、次から次へと予測の一歩先を行く、摩訶不思議なオモシロさ!

― 斉藤博昭(映画ライター)

隙だらけの物語と隙のないクリエイティブ。このエッジの効いた少年少女たちのセリフをすべて書き起こしたら、ちょっとした名言集が出来上がりそう。

― いしわたり淳治(作詞家・音楽プロデューサー)

『大人は判ってくれない』とうそぶき『禁じられた遊び』に興じる『恐るべき子供達』による『ザ・グレート・ロックンロール・スウィンドル』。

― 田中知之 (FPM)(DJ/プロデューサー)

やる前から結末も成り行きもわかっている粗雑な作りのゲームを、それでも全力でやる方法が驚くべき視力で、呆れるほど克明に、残酷なまでに美しく描かれていた。人間の奥底が風景としてそこにあった。

― 町田康(小説家)

8BITな『青春デンデケデケデケ』!
180秒のポップソング、120分の映画一本で世界は拡がる!!
これ観て目覚めた少年少女が、バンド組んだり映画撮ったり超勉強して宇宙行ったりとか、自分らのやりたい事やりまくってくれたら更に最高!!!!!!!

― 伊賀大介(スタイリスト)

五感をフルに使うような体験をしました。遊園地みたいにかわいくはげしく光り、それなのに死のイメージがよぎるような、そんな感覚を思い出しました。

― 大島智子(イラストレーター)

どんなエンディングかは自分次第。自分も後悔しない人生を歩みたいと思える作品。劇中に唐突に流れる曲が神曲で耳から離れない。

― 火将ロシエル(コスプレイヤー)

絶望と希望を乱反射させながら、きらきら光るおもちゃ箱を突き抜けていく。高揚する心に、少年少女のまなざしは訴える。それで、あなたはどうする?

― 阿部広太郎(コピーライター)

一つ一つのショット、アングル、カメラワーク、脚本の言葉、演技、展開、それらに通底する醒めた&絶望した態度、全部リアルで、全部信じられるとおもった。

― 岡田利規(演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰)

自分の物語を探す子供達。音楽はもちろん、一つ一つの映像にメッセージが込められているのを感じました!テンポとは裏腹に思わず涙してしまいます!

― くろねこ(コスプレイヤー)

「じんせい」という名の無理ゲー。でもどうせ一回しかプレイできないんだから、自己流で攻略すればいいんだよ! 子どもたちがそう教えてくれる。

― 長谷川町蔵(文筆家)

映画は自由表現という懐の深さがあります。
そこに最大限つけ込んだ許されざる映画です。

― 奥山和由(映画プロデューサー)

作り手達、ストーリーともに、友情というか同じ境界線にいる仲間の重要さ仲間感をじっくり感じさせてもらえた。
それと当たり前なのかもしれないけど、青椒肉絲を作ってたのも母だったし、お母さんの存在についてリトルの衣装からも、何か奥の奥を削られた感じ。
体験型のようで視聴者なポジション。
ここがスタートであってほしい映画でした。

― イガリシノブ(Hair & Make up Artist [BEAUTRIUM])

100Mダッシュかと思って眺めてたら、そのままフルマラソン完走してた。そんな映画。
バカかよと笑ったけど、いつのまにか涙出てた。最高。

― 佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)

死んでるみたいに生きてる。
この世界は、そんなゾンビーズ達で溢れてる。
僕も、その中の一人だ。
でも、もう大丈夫。
この映画は、僕達のための一撃だ!

― ツチヤタカユキ(作家)

世界に白旗を掲げながらもどこかで何かを期待して生きる。子供たちの姿が切実だった。一度飲み込んだ理不尽を少しずつ吐き出して、軽やかに進め!

― サレンダー橋本(漫画家)

音楽には、匂いも形もないけれど
こういうことが詰まってる。

― ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)

面白いなあ。好きなやつだなあ。どんなにこてんぱんにゲームオーバーになっても人生は続いていくんだなあ。なななな、なななな、何だか馬鹿みたいだけど僕も僕の光に向かってこれからまた生きよう。

― ジョイマン 高木晋哉(芸人)

映像とテンポが良くて、ストーリーにグイグイ最後まで引き込まれていきました。
あと、大人びた子供たちの会話も面白かった。
死んだように冷めた生き方をしてしまった子供達がほんの少しだけでも温かい人間になれたような結末でした。
そして、僕もあの自転車にあったエンブレムだけ欲しいです。

― ジョイマン 池谷和志(芸人)

まあ、好きなことやってますね。
お口あんぐりの120分!
Hi&Lowのネタ満載かつ多彩な映像表現もさることながら、LITTLE ZOMBIESが奏でる音楽に妙な説得力があり、心和みました。
妄想もここまでヤルとリアルに飛べる!
そんな新しい映像体験でした。

― カンパニー松尾(AV監督またはセクシー監督)

「生きていても意味がない。」誰もが思うその気持ちを起点に、よくぞここまで日本人しか持たない“感性の特異”を痛快に表現したなと感動しました。

― ミト(クラムボン)

主人公の男の子のルックスが80年代のいとうせいこう氏に激似!テクノな世界観も相まってそんな風に観てたら御本人もこっそり出てるじゃあーりませんか。

― みうらじゅん(イラストレーターなど)

同い年に親父を亡くし同じ茫然自失を体験したので、このちびっ子ゾンビに参加しながら、1秒も退屈せずに稀代の天才監督の斬新痛快セリフ回しに酔いました👏👏

― 佐々木宏(クリエーティブ・ディレクター)

これは、大人になれない子供がつくった、子供になれない大人のためのレッドピル!日本でもこんなに自由な映画作りができるんだと勇気をもらいました。

― 川村真司(Chief Creative Officer Whatever)

だれの心にも、臍の緒が巻きついている。ゾンビになったぼくとあなたの生を取り戻すための120分、主人公は最後まで泣かない。涙を流す係は、ぼくに回された。

― 田中泰延(青年失業家・コピーライター)

今の子供たちがドライなのは噂で聞いていましたが、私が「夢芝居」を歌って友達から笑いをもらって喜んでたのとは大違いの13才だ!と驚きました。でも本編が進むにつれその子供たちも決してドライの一括りでない事もわかり、彼らの気持ちはどんな?彼らの暮らしはどうなる?お腹減ってない?とエセ叔母の感情が生まれ引き込まれていく映画です。

― 椿鬼奴(お笑い芸人)

映画ってこういうもんだよね、という思い込みがぶち壊されました。
こんなに好き勝手できるもんだったんだ。
熱量、胆力、執念、圧、愛、全部入り!

― 尾上永晃(広告プランナー)

映画を見てから振り返ると、私は心がゾンビになっているときに無駄な発明をしてるなあ。人間に戻れたとき、ゾンビだった自分を愛せたら最高ですよね。

― 藤原麻里菜(発明家、文筆家)

カミュもカフカも糞くらえ!
ある日小さなゾンビに〝変身〟した少年・少女が、
世の中の〝不条理〟に立ち向かう涙と笑いの痛快劇。もう少し僕達大人がしっかりしていれば……。

― 安藤紘平(映画作家/早稲田大学名誉教授)

『ウィーアーリトルゾンビーズ』には、映画の力の活気がみなぎっている。ポップカルチャー、ロックオペラ、失うことを語るエキセントリックな物語、新時代の到来——思いがけずたくさんの要素が、1つのミュージアムに同時に並べられたような状態だ。自由を心から信じるとき、フィルムメーカーは何ができるかということを示した作品である。

― ブエノスアイレス
国際インディペンデント映画祭
プログラミングチーム

私もゾンビーズに惚れ込んだ1人です。この映画はとってもクレイジーで、とても革新的で、すごく新しい!
今この瞬間もとてもワクワクしているわ。

― ジェーン・カンピオン
(カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞監督『ピアノ・レッスン』

『ウィーアーリトルゾンビーズ』は、平均年齢13歳半の4人の少年少女が失った感情を探す物語である。若き主人公たちの目を通し、彼らに深い敬意が込められた本作は、悲劇と喜劇と音楽と社会批判とティーンエイジャーの不安が融合し、独特の映画体験を生み出している。まさにベルリン国際映画祭ジェネレーション14plusコンペティション部門にふさわしい作品だ。

― マリアンヌ・レッドパース
(ベルリン国際映画祭 ディレクター)

リトルゾンビーズが受賞してすごく嬉しい。想像力溢れる美しいスタイルで、映像は全てのショットが美しかった。さらに物語も実に共感ができる素晴らしいものになっていた。

― ジョン・クーパー
(サンダンス映画祭 ディレクター)

『ウィーアーリトルゾンビーズ』が審査員特別賞・オリジナリティ賞を受賞してとても嬉しく思う。この作品は、独創的で、これまで観たことのない映画なので、この賞を受賞するのにふさわしいと感じている。マコト・ナガヒサは天才だ!

― キム・ユタニ
(サンダンス映画祭 プログラムディレクター)

目が覚めるような素晴らしいビジュアルと音楽で、新しい世代による、新しい世代のために作られた、人々を魅了してやまない特別なデビュー作品。

― アルヴィン・ツェ
(香港国際映画祭 プログラムマネージャー)

物語とともにその世界観が際立った作品!
目まぐるしく変わるショットの数々が散りばめられ、想像を超える傑作になっている!

― THE PLAYLIST

フェイクエンドロールのあと、物語は徹底した絶望から、許しと救済へとむかっていく。
その反転が実に見事!絶対に観るべき作品!

― VULTURE

※順不同・敬称略